AND この命令で変更されうるフラグ:ネガティブフラグ、ゼロフラグ
論理積。
二進数で考え、各桁において、二つの値の両方とも1の時のみその桁は1に、一方でも0なら0となる。
A = $13 = %00010011の時、
AND #$07 (AND %00000111)は、

     00010011
 AND 00000111
    --------
     00000011
となり、結果は$3となる。

使えるアドレッシングモードは以下の通り。
AND #$??
AND $??
AND $????
AND $??????
AND $??,x
AND $????,x
AND $????,y
AND $??????,x AND ($??)
AND ($??),y
AND [$??]
AND [$??],y
AND ($??,x)
AND sr,s
AND (sr,s),y



ORA この命令で変更されうるフラグ:ネガティブフラグ、ゼロフラグ
論理和。
二進数で考え、各桁において、二つの値の一方が1の時はその桁は1に、両方が0の時のみは0となる。
A = $13 = %00010011の時、
ORA #$07 (ORA %00000111)は、

     00010011
 ORA 00000111
    --------
     00010111
となり、結果は$17となる。

使えるアドレッシングモードは以下の通り。
ORA #$??
ORA $??
ORA $????
ORA $??????
ORA $??,x
ORA $????,x
ORA $????,y
ORA $??????,x
ORA ($??)
ORA ($??),y
ORA [$??]
ORA [$??],y
ORA ($??,x)
ORA sr,s
ORA (sr,s),y



EOR (Exclusive OR) この命令で変更されうるフラグ:ネガティブフラグ、ゼロフラグ
排他的論理和。
二進数で考え、各桁において、片方のみ1の時はその桁は1に、両方とも0か両方とも1の時は0となる。
A = $13 = %00010011の時、
EOR #$07 (EOR %00000111)は、

     00010011
 EOR 00000111
    --------
     00010100
となり、結果は$14となる。

使えるアドレッシングモードは以下の通り。
EOR #$??
EOR $??
EOR $????
EOR $??????
EOR $??,x
EOR $????,x
EOR $????,y
EOR $??????,x
EOR ($??)
EOR ($??),y
EOR [$??]
EOR [$??],y
EOR ($??,x)
EOR sr,s
EOR (sr,s),y



BIT この命令で変更されうるフラグ:ネガティブフラグ、オーバーフローフラグ、ゼロフラグ
フラグの変化はANDと同じだが、アキュムレータの値は変更されない。
使えるアドレッシングモードは以下の通り。
BIT #$??
BIT $??
BIT $????
BIT $??,x
BIT $????,x



TRB この命令で変更されうるフラグ:ゼロフラグ
アキュムレータのbit反転した値と対象アドレスの値とで論理積を取り、
その結果を対象アドレスに代入する。
$149F:$30
LDA #$21 (bit反転値は#$DE)
TRB $149F →$149Fは10となる。


使えるアドレッシングモードは以下の通り。
TRB $??
TRB $????




TSB この命令で変更されうるフラグ:ゼロフラグ
アキュムレータと対象アドレスの値とで論理和をとり、
その結果を対象アドレスに代入する。
$149F:$30
LDA #$21
TSB $149F →$149Fは31となる。


使えるアドレッシングモードは以下の通り。
TSB $??
TSB $????