3.スプライトの基本構成

次はasmファイルについて見ていきましょう。mikeyk氏のソースを流用しながら進めていきます。
test_1.asmを開いてみると、下のようになっています。


コードは大きく2つに分けられます。 イニシャルルーチンとメインルーチンです。
イニシャルルーチンは、スプライト出現時に1度だけ実行され、初期パラメータの設定などを行います。
メインルーチンは毎フレーム実行されるルーチンで、動作処理やグラフィック描画処理など、様々なことを行います。
上の赤の箇所がイニシャルルーチンです。
サンプルの場合は何もしていません。
スプライト出現時にパラメータを設定したり、座標を移動させたい場合は
dcb "INIT"とRTLの間に書いてください。
青の箇所がメインルーチンです。
データバンクをプログラムバンクと同一にし、START_HB_CODEルーチンを呼び出しています。
グラフィック処理や動きの処理など、種々のことがSTART_HB_CODEルーチンの中で行われています。