5.グラフィックの設定

サンプルでは青字と赤字の箇所グラフィックの設定を行っています。



グラフィックを弄りたいときは、基本的に赤字の箇所だけを弄ればいいのですが、
少々難しいので、既存のスプライトのソースを流用していくことにしましょう。
上の赤字の箇所を以下の好きな物と置き換えてください。
少し詳しい説明はこちらに載せておきます。もっと細かく画像を弄りたい人はご覧下さい。

1タイル分のグラフィック(アニメーション無し)
スプライトが右向きになる($157C,x = 0)と、グラフィックが左右反転します。
赤字の箇所の数字は、グラフィックに用いるタイル番号を表しています。
8x8タイルエディタなどで表示される該当タイルの下位バイトを入れてください。
使われてるGFXファイルが下図の通りだったとすると、

スプライトが左向き時は左図の通りに、右向き時は右図の通りに表示されます。
  

1タイル分のグラフィック(アニメーション有り)
8フレーム毎に4種類のグラフィックに順に変わります。
赤字の箇所の数字は、グラフィックに用いるタイル番号を表しています。
サンプルの場合、80→82→84→86→80→82→…と表示されます。
 →  →  → 

2タイル分のグラフィック(アニメーション有り)
赤字の箇所の数字は、グラフィックに用いるタイル番号を表しています。
サンプルの場合、上:80下:A0→上:82下:A2→上:84下:A4→上:86下:A6→…と表示されます。
 →  →  → 

4タイル分のグラフィック(アニメーション有り)
赤字の箇所の数字は、グラフィックに用いるタイル番号とその座標を表しています。
サンプルの場合、1番目のアニメーションでは、左上:80 右上:82 左下:A0 右下:A2 → 2番目のアニメーションでは、左上:84 右上:86 左下:A4 右下:A6 → …となります。
 →  →  → 
X_OFFSETの値は、1つめのタイルのx座標、2つめのタイルのx座標、3つめのタイルのx座標、4つめのタイルのx座標の数字です。
Y_OFFSETの値は、1つめのタイルのy座標…です。
スプライト本体の位置が、x:00 y:00です。x座標の値のピクセル分だけ右方向に、y座標の値のピクセル分だけ下方向にずらした位置にタイルを表示します。
80を越える場合は00との差分だけ、その逆方向にずらします。


タイル番号の指定について注意
スプライトのグラフィックが描画されるとき、基本的にはLunarMagicの8x8タイルエディタでの、
指定されたタイル番号に対応するタイルが表示されます。
しかしながら、SP1の00〜08のタイルを指定した場合、以下の画像が表示されます。
00 マリオの上半身
02 マリオの下半身
04 マント
06 ヨッシーの顔/チビヨッシー/バブル
08 ヨッシーの胴体